コラムNo.012 審判員の本分(試合前と試合終了後)

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第一章 審判員の本分(1953.7 ジョージ・バー 野球審判の手引きより抜粋)

1.試合前と試合終了後

審判員は、試合開始の少なくとも一時間前には球場に到着すべきである。こうすれば、らくに着換えができるし、また二試合ある場合にも、第二試合に対する着換えも準備できる。いつでも審判員は、できるだけ完全に服装を整えなければいけない。

打者席は、試合のスタートから試合中にかけて、いつでもきれいにしておかねばならたい。ホーム・プレートは、第一に投手の指導標であり、また投手には、終始この目標を明確に見通す権利がある。そして夜間試合が増加するにつれて、ますますこのことが重要視されてきている。てきぱきとホーム・プレートをきれいにしていれば、審判員がハッスルしていることを現わせるし、また球場の観衆たちに知られぬように、ハケを使いながら行儀の悪い選手に忠告を与えるよい機会をつくることもできる。

審判員は一試合に三百回か三百五十回ぐらい宣告しなければならないし、自分の判定をごまかすことは許されないし、また選手と口論ばかりして自分の注意力を散漫にすることも許されない。試合が終わったら、その日球場で起こったあらゆる出来事を報告書に記入し、リーグ会長に提出する。審判員は事実をまげて報告してはいけない。正直なまちがいをやっても罰せられることは少ないかもしれないが、事実を控え目に書いたり、ごまかしたりする審判員は、やがて雇い主である会長の信用を失ってしまうだろう。

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